先月、この世を去られたジャズ・サックス奏者、ソニー・ロリンズ。享年95歳
店でも長年流し続けてきたミュージシャンのひとりだけに、寂しさを感じています。
改めてレコードや音源を聴き返していると、その存在の大きさを実感しますね。
豪快さと繊細さ。
力強さとユーモア。
そして、どこまでも自由なアドリブ。
ソニー・ロリンズの演奏には、“生き方”そのもののような魅力がありました。
テクニックだけではない。
音の間や呼吸、空気感にまで、その人柄が滲んでいる。
だからこそ、時代を越えて多くの人の心に残り続けるのだと思います。
バーという空間でジャズを流していると、音楽は単なるBGMではないと改めて感じますね。
夜の空気や会話、グラスの音に自然と溶け込みながら、その場の時間そのものを豊かにしてくれる。
これからも店で流れ続けるであろうソニー・ロリンズの音楽に、感謝と敬意を込めて。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

